2013年3月7日木曜日

ジャンルバラバラの映画6作品

【2005-05-31のログを転載】

「ビッグ・フィッシュ」
ユアン・マクレガー主演作品。去年公開作品ですね。
自分の人生をおとぎ話でしか語らない父親とそれにうんざりして疎遠となった息子。父親の死期を目の前にしての仲直り映画です。ティム・バートン監督映画ながら、爽やかな映画となっています。なかなかいい映画だと思いますが、僕は爽やかすぎて何か忘れている気分に少しなりました。何だろう?

「アイ,ロボット」
ウィル・スミス主演作品。未来、人とロボットが共存する社会が舞台。そこで人を殺せないはずのロボットに殺人容疑があがり、真実探しのアクションSFドラマが展開。「そんなエンディングでいいの?」という終わりですが、何も考えないで見られる娯楽作品としての出来はまずまずでしょう。ウィル・スミスがマッチョ過ぎてちょっとキモイ。。。

「ナショナル・トレジャー」
ニコラス・ケイジ主演のアメリカではとてもヒットした映画です。都合のいいアメリカ史宣伝映画って感じです。「短いアメリカ史にも謎があるよ。さぁ勉強してみようよ、子供達!」みたいな。かなり時間の無駄をしました…。ちなみに「こんなにヒドイ映画はなかなかない!」と、思ったらディズニー映画でした…。

「Garden State」(邦題:終わりで始まりの4日間
テレビドラマ出身のザック・ブラフが監督・脚本・主演をこなしています。有名どころでは、ナタリー・ポートマンがヒロインとして出ています。日本では公開してないかと思いますが、なかなかいい映画です。母親の葬式のために9年ぶりに帰省したアンドリュー(ザック)が、サム(ナタリー)と出会い人間としてちょっと成長するっていう様な、20代後半のための青春映画って感じです。

「Ray/レイ」
ジェイミー・フォックスが、「ソウルの神様」レイ・チャールズの半生を演じています。制作中にレイ・チャールズが亡くなり、追悼映画として仕上がっています。アカデミー主演男優賞を取ったジェイミー・フォックスの演技は素晴らしい。彼は高校へ上がる際、ピアノの腕で奨学金を得たそうで、映画の中で実際にピアノを弾いています。しかもレイ・チャールズ本人からピアノレッスンを受けてます。
音楽好きなら見る価値あります。映画を見た後、レイ・チャールズのCDが欲しくなりました。(笑)

「A Love Song for Bobby Long」(邦題:ママの遺したラヴソング
ジョン・トラボルタとスカーレット・ヨハンソン主演作品。
決別した母親の死を知って、母親の家に戻る娘をスカーレット・ヨハンソンが演じ、その家に居着いたアル中の男ボビー・ロングをジョン・トラボルタが演じています。娘の母に対する想い、母の娘に対する想い、娘の父親の謎、アル中男と母親との関係、そうしたものが色々絡み合って物語りが出来ているのですが、イマイチそれを解きほぐせないまま映画が終わり、消化不良。
ジョン・トラボルタの病んだアル中役はしっくり来ている。



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