2013年3月7日木曜日

雑多な映画感想

【2005-05-05のログを転載】

「ワンダフルライフ」(英語版タイトル:After Life)
最近見た、唯一の日本映画。
「誰も知らない」で一般的にも有名になった是枝裕和監督の作品です。
何故か、大学の図書館にDVDがあり、見る機会を得ました。
ドラマとドキュメンタリーの中間の様な映画で、生と死を考えさせるなかなか面白い作品です。

「華氏911」(原題:Fahrenheit 9/11)
物議をかもす事をわざわざすることで有名なマイケル・ムーア監督のドキュメンタリー映画です。「ボーリング・フォー・コロンバイン」に続きアメリカ社会の問題を探り、そして今回はブッシュ(政権)批判を繰り広げます。コミカルな顔と体格ですが、伝えている内容はシリアスでためになります。

「クローサー」(原題:Closer)
日本ではこれから公開の映画です。ジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン、クライブ・オーウェンの豪華4人が織りなすこじれた恋愛物語。「恋愛って、愛するって何?」という疑問を語りかけてきます。舞台が元なので、密な人間関係から物語が生まれていて、それがこの映画の味となっています。

「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」(原題:Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events)
こちらは日本で公開したばかりの作品。ジム・キャリー主演で、彼のおかしな悪役ぶりが冴え渡ります。やっぱ彼のコミカルな演技は面白い。彼のお陰で(児童小説が元なので子供向けですが)大人が見ても楽しい作品かと思います。因みにレモニー・スニケット(ナレーター)役は、ジュード・ロウ。
余談ですが、作品に登場するあるシーンと、黒い車は、ソニーのデジカメのCMに使われていました。ソニーお金出したんでしょうか…。

「Mr. インクレディブル」(原題:The Incredibles)
日本でもDVD・ビデオ化されるピクサーの最新作ですね。
アメリカの理想的家族愛を「超人家族」を通して描いています。映像が綺麗。よくできた作品ですね。
いくつかのシーンは過去の映画へのオマージュとなっている気がします。少なくとも「007」と「スター・ウォーズ」の旧作からヒントを得た映像があります。(僕の推測では「グーニーズ」からのシーンも。)

「フォグ・オブ・ウォー」(原題:The Fog of War)
元米国防長官ロバート・マクナマラ氏のインタビューと過去の映像と組み合わせて出来たドキュメンタリー映画です。マクナマラ氏が、人生を顧みて、自己の功績と反省点をたどりつつ、戦争というもの、人というものが何なのかを伝えます。
国際関係に興味がある方、特に楽しめると思います。

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